第9回目となる今回のフォーラムは、「郡上の風土が育んだ歌」として開催します。
終戦から約半世紀にわたり刊行された短歌雑誌「きたみの」は、会員が相互に敬愛する誌風で、堅実な作品の豊かな土壌となりました。
土松新逸、日置広雄、金子貞二、横関信雄ら、郡上農林学校(現・郡上高校)に縁ある教員らが中心になり設立された「きたみの」は、岐阜県歌壇の重鎮、小林峯夫や桑田靖之が若き日に多くの作品を発表しました。また、池戸愛子、福手きぬといった女性歌人が早くから活躍していました。
この「きたみの」で活躍した郡上の歌人らの足跡を通して、活気あふれる戦後昭和の郡上歌壇の魅力を探ります。
また、これからの短歌からみえてくる郡上の短歌文化の諸相が明らかになることでしょう。
■日時
2021年10月9日(土)13時30分から15時
■会場
古今伝授の里フィールドミュージアム 短歌の里交流館よぶこどり
■講師
小塩卓哉氏(岐阜県歌壇史執筆者、歌人)
■参加費
無料
■定員
一般参加者を30名程度とします。
関係者を含め会場内の人数を50名以内とします。
■申し込み方法
お名前、郵便番号、ご住所、連絡電話番号、参加人数をお知らせください。複数名で申し込まれる場合は、全員分のお名前などをご連絡ください。
定員に達し次第、締め切ります。
■申し込み先
古今伝授の里フィールドミュージアム
電話0575-88-3244