「古今伝授の祖」東常縁をモデルとした「くるす桜」(別名「常縁」)を中心とした、薪能くるす桜。明建神社の拝殿を舞台にする、情緒豊かな、まるで一幅の絵画を見ているかのような薪能です。
毎年、各地から大勢の方にお越しいただいていますが、ご来場される皆さま、能楽師のみなさまはじめ、関係するすべての皆さまの安全を確実に確保することがむつかしいことから、今年度はやむなく「中止」することといたしました。
楽しみにしてくださっていた皆さまには本当に申し訳ありませんが、ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。
来夏、笑顔の皆さまにお目にかかれることを心から願い、楽しみにしております。
※「薪能くるす桜」についてのお問い合わせは次までお願いします。
薪能くるす桜実行委員会事務局 郡上市役所大和振興事務所内
電話 0575-88-2211
※8月7日の明建神社の例大祭「七日祭」(県重要無形民俗文化財)も、今年は神事のみで、神輿の渡御、獅子の練り歩き、杵振りの舞などは行われません。どぶろくのふるまいも行われません。
※8月7日の夜19:00~20:30まで、東氏にゆかりの文芸・連歌を題材とした講演会「明智光秀と連歌」を開催します。事前申し込み制・定員30名・無料です。
2020年6月15日月曜日
2020年6月13日土曜日
和歌文学館企画展「岐阜県歌壇史をひもとくⅢ」
岐阜県歌壇史をテーマにした企画展も3回目となりました。
今回は『岐阜県歌壇史をひもとくⅢ-「斧」と「假説」に集った歌人たち-』をテーマに開催します。
「岐阜県歌壇史」は、いよいよ前衛短歌運動の時代へ。「斧」と「假説(かせつ)」という、前衛短歌運動時代の岐阜歌壇を代表する2つの同人誌を取り上げながら、力強く熱気に満ちた岐阜歌壇を検証します。
また、「塚本邦雄生誕百年」にちなみ当館所蔵の特装本などを展示するほか、前衛短歌運動最盛期に平井弘にあてた書簡等も初公開します。
なお、開幕を記念して、9月13日(日)には、塚本靑史氏、平井弘氏、小塩卓哉氏、林進一氏による「第8回古今伝授の里・現代短歌フォーラム」を開催します。詳しくは、現代短歌フォーラムのページをご覧ください。
■ 会 期
2020年9月12日(土)~2021年3月31日(水)
■ 休館日
火曜日(ただし9/22・11/3・2/23は開館、9/23・11/4・2/24は振替休館)、年末年始12/29~1/3休館
■ 会 場
古今伝授の里フィールドミュージアム 和歌文学館
■ 内 容
すでに見てきたように、岐阜県各地では戦後すぐから短歌雑誌の発行を通して、いくつもの歌人のグループが組織され、岐阜県歌壇の基盤をなしていた。また彼らの一部は、地域に軸足を置きながらも、全国歌壇の動向を意識した活動を展開していた。
昭和30年代半ばには、塚本邦雄、寺山修司、岡井隆に代表される「前衛短歌運動」の旗手が現れ、歌壇は新たな時代に突入した。岐阜歌壇では時を同じくして小瀬洋喜・平井弘・黒田淑子らに代表される同人誌「斧」と、赤座憲久・百々登美子・平光善久らの同人誌「假説」が刊行され、互いに切磋琢磨しながら内容を深めていた。このような動きには、「短歌研究」「短歌」といった短歌総合誌も大いに注目し、いくつもの特集が組まれたほどであった。これらの岐阜県の先鋭的な歌人たちは、全国的な前衛短歌運動に共振し、独自の視座をその運動に盛り込んでいったのである。
そのような運動の過程で、塚本や寺山、さらには名古屋の春日井建らとの交流が生まれ、小瀬洋喜と岡井隆との間で〈私〉性をめぐる大論争も生まれたのである。
岐阜県と前衛短歌運動の関わりはこれまでにも取り上げたが、今回は、特に岐阜の歌人が前衛歌人らとどのように関わり、作品や歌論を研ぎ澄ませていったのかを、初めて公開する書簡(塚本邦雄から平井弘あて)や作品を通じて検証する。
また、「塚本邦雄生誕百年」を記念して、当館が所蔵する塚本邦雄氏の特装本の一部を初公開。
■ 開館時間
9月~11月=9:00~17:00
12月~翌3月=10:00~16:00
※最終入館は、それぞれの閉館時間の30分前まで
■ 入館料
大人320円
小・中学生110円
※東氏記念館、大和文化財収蔵・展示館との共通入館券です。
※小学生以下は無料
■ 主催
古今伝授の里フィールドミュージアム
■ 後援
岐阜新聞社・岐阜放送
■ その他
入館時のマスク着用、手指消毒、お客様同士の距離の確保など、新型コロナウィルス感染症拡大防止の対策にご協力ください。ご入館いただける人数を制限し、それを超える場合はお待ちいただきますので、あらかじめご了承ください。
■ お問い合わせ
古今伝授の里フィールドミュージアム
電話(0575)88-3244
FAX(0575)88-4692
今回は『岐阜県歌壇史をひもとくⅢ-「斧」と「假説」に集った歌人たち-』をテーマに開催します。
「岐阜県歌壇史」は、いよいよ前衛短歌運動の時代へ。「斧」と「假説(かせつ)」という、前衛短歌運動時代の岐阜歌壇を代表する2つの同人誌を取り上げながら、力強く熱気に満ちた岐阜歌壇を検証します。
また、「塚本邦雄生誕百年」にちなみ当館所蔵の特装本などを展示するほか、前衛短歌運動最盛期に平井弘にあてた書簡等も初公開します。
なお、開幕を記念して、9月13日(日)には、塚本靑史氏、平井弘氏、小塩卓哉氏、林進一氏による「第8回古今伝授の里・現代短歌フォーラム」を開催します。詳しくは、現代短歌フォーラムのページをご覧ください。
■ 会 期
2020年9月12日(土)~2021年3月31日(水)
■ 休館日
火曜日(ただし9/22・11/3・2/23は開館、9/23・11/4・2/24は振替休館)、年末年始12/29~1/3休館
■ 会 場
古今伝授の里フィールドミュージアム 和歌文学館
■ 内 容
すでに見てきたように、岐阜県各地では戦後すぐから短歌雑誌の発行を通して、いくつもの歌人のグループが組織され、岐阜県歌壇の基盤をなしていた。また彼らの一部は、地域に軸足を置きながらも、全国歌壇の動向を意識した活動を展開していた。
昭和30年代半ばには、塚本邦雄、寺山修司、岡井隆に代表される「前衛短歌運動」の旗手が現れ、歌壇は新たな時代に突入した。岐阜歌壇では時を同じくして小瀬洋喜・平井弘・黒田淑子らに代表される同人誌「斧」と、赤座憲久・百々登美子・平光善久らの同人誌「假説」が刊行され、互いに切磋琢磨しながら内容を深めていた。このような動きには、「短歌研究」「短歌」といった短歌総合誌も大いに注目し、いくつもの特集が組まれたほどであった。これらの岐阜県の先鋭的な歌人たちは、全国的な前衛短歌運動に共振し、独自の視座をその運動に盛り込んでいったのである。
そのような運動の過程で、塚本や寺山、さらには名古屋の春日井建らとの交流が生まれ、小瀬洋喜と岡井隆との間で〈私〉性をめぐる大論争も生まれたのである。
岐阜県と前衛短歌運動の関わりはこれまでにも取り上げたが、今回は、特に岐阜の歌人が前衛歌人らとどのように関わり、作品や歌論を研ぎ澄ませていったのかを、初めて公開する書簡(塚本邦雄から平井弘あて)や作品を通じて検証する。
また、「塚本邦雄生誕百年」を記念して、当館が所蔵する塚本邦雄氏の特装本の一部を初公開。
■ 開館時間
9月~11月=9:00~17:00
12月~翌3月=10:00~16:00
※最終入館は、それぞれの閉館時間の30分前まで
■ 入館料
大人320円
小・中学生110円
※東氏記念館、大和文化財収蔵・展示館との共通入館券です。
※小学生以下は無料
■ 主催
古今伝授の里フィールドミュージアム
■ 後援
岐阜新聞社・岐阜放送
■ その他
入館時のマスク着用、手指消毒、お客様同士の距離の確保など、新型コロナウィルス感染症拡大防止の対策にご協力ください。ご入館いただける人数を制限し、それを超える場合はお待ちいただきますので、あらかじめご了承ください。
■ お問い合わせ
古今伝授の里フィールドミュージアム
電話(0575)88-3244
FAX(0575)88-4692
第26回古今伝授の里短歌大会【一般の部の締め切りは8月21日です】
第26回目となる「古今伝授の里短歌大会」を、10月25日(日)に開催します。
それに先立ち、現在、短歌の作品を募集しています。
こんな時代だからこそ…31文字で表せることがあるのではないでしょうか。
一般の部の締め切りは8月21日(当日消印有効)です。
詳しくは、古今伝授の里フィールドミュージアム内の特設ページをご覧ください。
多くの皆さまの投稿を、お待ちしております。
それに先立ち、現在、短歌の作品を募集しています。
こんな時代だからこそ…31文字で表せることがあるのではないでしょうか。
一般の部の締め切りは8月21日(当日消印有効)です。
詳しくは、古今伝授の里フィールドミュージアム内の特設ページをご覧ください。
多くの皆さまの投稿を、お待ちしております。
2020年6月10日水曜日
第8回古今伝授の里・現代短歌フォーラム【6月21日→9月13日に延期】
6月21日に開催予定だった「第8回古今伝授の里・現代短歌フォーラム」は、9月13日に延期しました。
詳細は、近日中に公開します。
詳細は、近日中に公開します。
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