【お知らせ】
企画展と連動した第11回古今伝授の里・現代短歌フォーラムを、ユーチューブで公開しています。ぜひご覧ください。ユーチューブは引き続き配信しています。
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現代の岐阜歌壇はもちろん、全国的な前衛短歌運動を考えるうえでも、その初期に大きなインパクトを与えた歌人・平井弘。
どれほど話題となろうが、平井は自らの短歌について語ろうとはしない。それが平井の短歌に対する姿勢なのかもしれない。
『顔をあげる』『前線』『振りまはした花のやうに』そして『遣らず』の4つの歌集を道標とした、前衛短歌運動から現在までの平井の足跡をたどる展示会を開催します。あわせて、気鋭の歌人に集まっていただき、平井弘の文体の魅力に迫るフォーラムを開催します。
■ 企画展「平井弘の世界」展
古今伝授の里フィールドミュージアムでは、昨年、平井弘氏の旧蔵の資料(歌集などの図書、書簡など)の寄贈、寄託を受けました。
当館の初代名誉館長・小瀬洋喜氏と平井弘氏は、歌論と作品で前衛短歌運動の時代を生きた歌人です。小瀬洋喜氏の旧蔵資料と平井弘氏の旧蔵資料が揃い、現代の岐阜歌壇形成の大きな画期の一つとなった前衛短歌運動の資料が整ったといえます。
今回の展示会では、この平井弘氏からの寄贈・寄託資料の一部を初公開するとともに、歌集の書や原画(ともに平井弘氏の手によるもの)も公開します。
・期日
※入館に際しての予約は不要です。