2024年3月6日水曜日

「清流の国ぎふ」文化祭2024の「短歌の祭典」について

 「清流の国ぎふ」文化祭2024(第39回国民文化祭 第24回全国障害者芸術文化祭)の事業のひとつとして、”清流の国ぎふ「短歌の祭典」古今伝授の里・郡上”を開催します。


■事業名

清流の国ぎふ「短歌の祭典」古今伝授の里・郡上


■趣旨

中世の領主一族・郡上(ぐじょう)東(とう)氏(し)は一族で72首もの和歌が勅撰和歌集に入集した武家歌人の家として知られ、9代東常縁は「古今伝授の祖」として文学史に名前を刻みます。東氏館跡庭園(国名勝)、篠脇城跡(県史跡)、宗祇水(郡上八幡、名水百選)等、ゆかりの史跡が多数あります。このことから、当地では長らく和歌・短歌によるまちづくりを進めてきました。今回、郡上東氏ゆかりの文芸である短歌のさらなる普及と、和歌文学に対する理解を深めてもらうことを目的に、全国の短歌愛好家から作品を募る短歌大会や、和歌文学をテーマにした講座などから成る、“清流の国ぎふ「短歌の祭典」古今伝授の里・郡上”を開催します。

■主催者

文化庁、厚生労働省、岐阜県、郡上市、郡上市教育委員会、「清流の国ぎふ」文化祭2024実行委員会、「清流の国ぎふ」文化祭2024郡上市実行委員会、現代歌人協会、日本歌人クラブ、中部日本歌人会、岐阜県歌人クラブ、古今伝授の里短歌大会実行委員会、古今伝授の里フィールドミュージアム


■期日

令和6年11月2日(土)−3日(日)


■内容

「短歌の祭典」として、次の3つを実施します。

1.短歌大会

2.郡上東氏の和歌文学に親しむ

3.郡上文学散策バスツアー


■日時・会場・概要

1.短歌大会

(1)当日の概要

  • 期日   令和6年11月2日(土)
  • 時間   10時〜16時(予定)
  • 会場   郡上市総合文化センター 文化ホール
  •      (岐阜県郡上市八幡町島谷207−1)
  • 内容   表彰、記念講演、選評など
  • 記念講演 島田修三氏「和歌から短歌へ」


(2)事前の作品募集

  • 募集期間  令和6年4月1日〜6月30日(当日消印有効)
  • 応募料   1,000円

(※身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳の写しを応募用紙に貼付、または同封された方は無料といたします)

  • 選者

 大西久美子、小川恵子、小塩卓哉、桐山五一、黒岩剛仁、桑田靖之、後藤すみ子、後藤左右吉、佐佐木幸綱、清水春美、鈴木竹志、高木佳子、中沢直人、藤原龍一郎、三島麻亜子、吉田淳美(敬称略、五十音順)



募集要項


応募用紙


2.郡上東氏ゆかりの和歌文学に親しむ

  • 期日  令和6年11月3日(日)
  • 会場  古今伝授の里フィールドミュージアム 一帯
  • 内容  東氏ゆかりの和歌文学に親しんでいただける講座などを計画しています。

(1) 古今伝授の再現

(2) 和歌文学と香りの講座

(3) 東氏ゆかりの史跡や文物を学芸員が紹介します

※いずれも詳細は令和6年6月頃に公表します

  • その他  

11月3日は文化の日なので、古今伝授の里フィールドミュージアムは入館料が無料となる予定です。あわせてご観覧ください。


3.郡上文学散策バスツアー

次の2コースを運行予定です。

  • 11月2日の「短歌大会」に参加する日帰りのバスツアー(有料、昼食付き)
  • 11月2日の「短歌大会」と、11月3日の「郡上東氏の和歌文学に親しむ」講座などに参加する1泊2日のバスツアー(有料、食事付き)
  • いずれも詳細は令和6年6月頃に公表します


■その他

  • 詳しくは、開催要項・募集要項をご確認ください
  • 「清流の国ぎふ」文化祭2024のホームページにも掲載されています
  • 募集要項の印刷準備中です。完成したらホームページで公開します。また、印刷した募集要項(応募用紙つき)をご希望の方は、印刷が完了したら送ることができますので、3月下旬以降、ご連絡ください。
  • 毎年開催している「古今伝授の里短歌大会」は令和6年は開催しません。古今伝授の里短歌大会実行委員会も、本事業の主催者のひとりとして運営にあたります。


開催要項


■お問い合わせ

「清流の国ぎふ」文化祭2024郡上市実行委員会 短歌事業部会

古今伝授の里フィールドミュージアム内

  TEL 0575―88―3244

  FAX 0575―88―4692

  メール kokin ★ city.gujo.lg.jp

  (★を@に変更してください。★の前後のスペースは削除してください。
   また、メールの表題に「短歌の祭典」と記入してください)

  ※火曜休館(火曜日が祝日の場合は翌平日休館)


花の下連歌会

平安時代から親しまれてきた連歌に、ふれてみませんか?

古今伝授の里フィールドミュージアムに隣接して、「妙見の桜並木」があります。
100本あまり約230mの桜並木は、中世の領主・東氏一族が勧請した明建神社(妙見宮/妙見社)の横参道にあたり、毎年4月15日(※)前後に満開を迎えます。最盛期には、ヤマザクラとソメイヨシノの見事なトンネルができます。
中世の領主・東氏一族が居館を構えていた頃は、この桜並木が馬場跡だったとも、流鏑馬の練習をしたところだったとも伝えられる由緒ある桜並木です。

今年も「花の下連歌会」を開催します。ぜひご参加ください。

初心者の方も歓迎いたします。前の句をうけて次の句をつけるだけですから、難しく考えずにぜひご参加ください。大和言葉を使うとか、若干のルールはありますが、皆さんがやさしく教えてくださいますよ!

 

※桜の開花は以前は4月15日前後でしたが、この近年は1週間早いようです。今年の満開は4月6−7日頃かもしれません。古今伝授の里フィールドミュージアム内には、遅咲きの桜もあるので、4月半ばまで様々な桜が楽しめます。

   *   *   *


■ 日時

令和6年4月6日(土)13時から満尾まで
※ 終了はおおむね16時30分ころを想定しています。

■ 会場

古今伝授の里フィールドミュージアム 篠脇山荘
※ 和室ですので、正座が難しい方は座椅子をご持参いただいても結構です。当館にも若干数の座椅子はあります。

■ 内容

歌仙(よよし/36句)を巻きます

■ 宗匠

鶴崎裕雄先生(帝塚山学院大学名誉教授)

■ 参加費

無料

■ 参加申し込み方法

参加を希望される方は3月31日までに古今伝授の里フィールドミュージアムにご連絡ください。
事前に付け句をお願いしたいと考えておりますので、お申し込みの際は、お名前、ご住所の他、ファックス番号もしくはメールアドレスもお教えください。付け句は、おおむね申し込みのあった順でまわします。(順番は事務局へご一任ください)


■ お申し込み先

古今伝授の里フィールドミュージアム
電話(0575)88-3244(火曜定休/9:00~17:00)
FAX(0575)88-4692


※クリックするとPDFが開きます

2024年2月19日月曜日

市民作品展「古今和歌集の草花展」&古今伝授の里の雛まつり

 この作品展は、「古今伝授」ゆかりの施設として、『古今和歌集』に登場する草花をモチーフにした市民のみなさんの作品を展示します。今年のメーンテーマは「朝顔・ひょうたん(ひさご)」です。

布、パッチワーク、書など、さまざまな分野の作品のコラボレーションと、大きなガラス越しの早春の風景との調和が好評をいただいています。

10回目となる今回は令和6年2月21日(水)から3月31日(日)まで、古今伝授の里フィールドミュージアム篠脇山荘で開催します。


また、サテライト展示として、短歌の里交流館よぶこどりでも、週替りのミニ展示を実施しています。


さらに今年は、「古今伝授の里雛まつり」として、例年も土雛に加えて、つるし飾りも展示しています。


梅や節分草など、春の花々と あわせて、ぜひお楽しみください。


■期間、開館時間

令和6年2月21日(水)から3月31日(日)

10時00分から16時00分(16時閉館)

※期間中、火曜日休館日ですのでご留意ください。

※3月31日は14時で終了しますので、ご了承ください。

※「短歌の里交流館よぶこどり」内の展示は9時00分から16時00分です。(よぶこどりの展示は、「布遊びの会」によります。)


■会場

篠脇山荘

※短歌の里交流館よぶこどり内のミュージアムカフェでは、「布遊びの会」のみなさんが、週替わりでミニコーナー展示をします。この展示は、原則、日曜日に入れ替わります。短歌の里交流館よぶこどりは9:00から開館していますし、火曜日休館です。


■入場無料


■主催

古今伝授の里フィールドミュージアム

 

■運営協力

布遊びの会

※「布遊びの会」は、手仕事と古今伝授の里フィールドミュージアムが大好きな人たちの集まりです。毎月1回、篠脇山荘にて活動しています。この市民作品展の展示作業や運営は、「布遊びの会」のみなさんのボランティアによって支えられています。

 

■お問い合わせ

古今伝授の里フィールドミュージアム

電話(0575)88-3244 10:00〜16:00、火曜休館、12/29-1/3休館

FAX(0575)88-4692