2019年7月28日日曜日

【終了しました】華麗なる能装束と能面展

第31回薪能「くるす桜」開催を記念し、今年も能装束と能面を展示します。

能「くるす桜」は、室町時代の当地の領主で歌人であった東常縁をモデルとした、当地ゆかりの能です。江戸時代のものと思われる謡曲本をもとに、大幅な改作を経て、昭和63年に初上演されました。この復曲・改作を手掛けられたのが、観世流能楽師シテ方であり研究者でもある味方健さんです。

今回は、味方装束保存会様の協力を得て、能装束や能面等を展示します。展示物の中には、今年の能「殺生石」で実際に着用される「九尾狐」もあります。

ガラス越しとはいえ、能装束や能面を間近で見る機会はなかなかありません。この機会にぜひごじっくりと観覧ください。

■ 期間
令和元年7月17日(水)~令和元年8月7日(水)
※期間中、毎週火曜日は休館
※開館時間=9:00~17:00(8月7日も17:00には閉館します)

■ 会場
古今伝授の里フィールドミュージアム 東氏記念館

■ 料金
大人310円、小人100円
※通常の東氏記念館・和歌文学館・大和文化財展示館共通券と同じ料金でご覧いただけます。
※20名以上の団体の場合はそれぞれ50円引きとなります。

■ 主催
薪能くるす桜実行委員会

■ 協力
味方装束保存会

■ お問い合わせ
古今伝授の里フィールドミュージアム

2019年7月27日土曜日

【終了しました】短歌の里交流館よぶこどり竣工記念 郡上高校書道部パフォーマンス&講座

多くの皆さまのお力添えをもちまして、無事に竣工いたしました。「よぶこどり」は、諸説ありますが、「友を呼ぶ鳥」とも言われています。多くの皆さまのご利用をお待ちしております。

<今後のスケジュール>
2019年9月15日 グランドオープン・開館記念講演「島津忠夫の遺したもの」開催
2019年9月16日 カフェが本格営業を開始します。


古今伝授の里フィールドミュージアム内で建設中の新施設「短歌の里交流館よぶこどり」は、8月3日(土)に竣工の運びとなりました。

竣工を記念して、岐阜県立郡上高等学校書道部のみなさんによるパフォーマンスを披露していただきます。あわせて、記念講座を開催します。

いずれも入場無料で予約は必要ありません。お誘いあわせの上、ぜひお越しください。


■ 日時
2019年8月3日(土) 11:00~11:50(予定)
 11:00~ 郡上高等学校書道部によるパフォーマンスの披露
 11:20~ 記念講座「絵画にみる寄合文化」(帝塚山学院大学名誉教授・鶴崎裕雄先生)

■ 会場
古今伝授の里フィールドミュージアム 短歌の里交流館よぶこどり

■ 参加費
無料

■ その他
短歌の里交流館よぶこどりは、島津忠夫文庫、研修室、学習室、ミュージアムショップ、カフェ、公衆トイレ、授乳室などからなる複合施設です。
令和元年8月3日に竣工式を終えたのち、9月上旬にプレオープン、9月15日(日)にグランドオープンを迎えます。
9月15日(日)には、グランドオープンを記念して、記念講演「島津忠夫の遺したもの‐国文学と現代短歌とを往還した巨人ー」を開催します。講師は、松平盟子さん、小塩卓哉さん、大西美千代さん、竹島一希さんです。入場は無料です。また、この日に限り、岐阜駅前からの無料送迎バスを
運行します。詳細は古今伝授の里フィールドミュージアムまでお問い合わせください。


■ お問い合わせ・お申込み
古今伝授の里フィールドミュージアム
電話 0575‐88‐3244(火曜定休/9:00~17:00)
ホームページのお問い合わせフォームからもお申込いただけます。

2019年7月23日火曜日

【終了しました】大和小中学生短歌作品展

「古今伝授」が、古今和歌集の解釈などを秘伝することから、当地では小中学校でも短歌が教育に取り入れられ、子どもたちは節目ごとに短歌を詠みます。

きっかけとなったのは、薪能くるす桜実行委員会が、昭和63年に薪能を初上演、大成功させた後、「自分たちはこの地域をこんなまちにしたいんだ」と大和中学校の体育館で子どもたちに熱く語ったことにあります。それを聞いた子どもたち、「自分たちができることは何だろう」と考えたところ、「短歌を詠む」ということになりました。
それ以来、大和中学校では短歌が詠まれるようになり、時を置かずして小学校にも広がりました。現在は、市内にも広がりつつあります。

薪能とおなじ30年ほどの歴史を持つ、小中学生の短歌。
今年も、薪能くるす桜にあわせて短歌の短冊を展示します。ぜひご覧ください。

■ 期間
令和1年8月5日(月)~令和1年8月25日(日) 9:00~17:00

■ 会場
短歌の里交流館よぶこどり

■ 展示作品
郡上市大和町内の小中学生の短歌作品
小学校は2~6年生、中学校は全学年の作品が揃います。児童生徒の直筆の短冊を展示します。

■ 入場無料

■ 主催
薪能くるす桜実行委員会

■ お問い合わせ
郡上市役所大和振興事務所振興課
電話 (0575)88-2211

2019年7月19日金曜日

【終了しました】岐阜県重要無形民俗文化財「七日祭」




古今伝授の里フィールドミュージアムは、その名のとおり野外博物館。国名勝東氏館跡庭園、和歌文学館や篠脇山荘、レストラン「ももちどり」等の施設群と、一帯に広がる中世の領主・東氏ゆかりの史跡や豊かな自然等を含んで、「古今伝授の里」「フィールドミュージアム」と呼んでいます。

古今伝授の里フィールドミュージアムの博物館施設のすぐ横には、明建神社(みょうけんじんじゃ)があります。この神社で毎年8月7日に行われるのが、「七日祭(なぬかびまつり)」です。

明建神社は、「古今伝授の祖」といわれる東常縁ら東氏一族が、鎌倉時代に当地を与えられ千葉から当地に入封してきた際に、勧請した神社です。
このときに、七日祭も一緒に伝えられたといわれ、800年余りの歴史があるとされます。

この祭礼の出仕者は、いまでも宮座制(役割が世襲)で受け継がれ、祭礼の1週間前から精進潔斎をするなど、厳かに執り行われています。
更に、この祭礼のクライマックスは「野祭り」と言われ、中世の芸能「田楽」の流れを汲みます。

古式ゆかしいこの祭礼を、今年はぜひご覧になりませんか。

■ 日時
2019年8月7日(月) 12:00~14:30頃

■ 会場
明建神社(郡上市大和町牧)
※古今伝授の里フィールドミュージアム(郡上市大和町牧912-1)隣接

■ 駐車場
古今伝授の里フィールドミュージアムの駐車場をご利用いただけますが、当日は、同夜に開催される薪能くるす桜の準備などのため、全面的にご利用いただけません。
12:00から無料シャトルバスを運行しますので、お車でお越しの方は、郡上市役所大和振興事務所(大和庁舎、岐阜県郡上市大和町徳永585番地、電話0575-88-2211)に駐車して、無料シャトルバスにて会場までお越しください。

■ 無料シャトルバス
郡上市役所大和振興事務所駐車場の他、道の駅古今伝授の里やまとややまと温泉やすらぎ館にもまわります。
12:00から約15分間隔で運行します。
14:30まで「七日祭」をご覧になったあとは、無料シャトルバスにて、道の駅古今伝授の里やまとややまと温泉やすらぎ館(7月6日リニューアルオープン)に移動した後、再び無料シャトルバスにて明建神社に戻り、17:00~の薪能くるす桜(有料)をご覧になりませんか。
なお、薪能終了後、無料シャトルバスは道の駅古今伝授の里やまとややまと温泉やすらぎ館には向かいませんので、お車は、必ず郡上市役所大和振興事務所駐車場に停めてください。

薪能くるす桜はこちらから
道の駅古今伝授の里やまと・やまと温泉やすらぎ館はこちらから


■ 岐阜方面、名古屋方面からのお客様へ
名古屋発着、大垣・岐阜・関・美濃発着のバスツアーがあります。このバスツアーは、七日祭の見学と薪能くるす桜の観能がセットになっています。
◎名古屋発着
JR東海バスつばめツアー http://www.jrtbinm.co.jp/tour/tour_list.html


■ お問い合わせ
古今伝授の里フィールドミュージアム
電話(0575)88-3244