第31回薪能「くるす桜」開催を記念し、今年も能装束と能面を展示します。
能「くるす桜」は、室町時代の当地の領主で歌人であった東常縁をモデルとした、当地ゆかりの能です。江戸時代のものと思われる謡曲本をもとに、大幅な改作を経て、昭和63年に初上演されました。この復曲・改作を手掛けられたのが、観世流能楽師シテ方であり研究者でもある味方健さんです。
今回は、味方装束保存会様の協力を得て、能装束や能面等を展示します。展示物の中には、今年の能「殺生石」で実際に着用される「九尾狐」もあります。
ガラス越しとはいえ、能装束や能面を間近で見る機会はなかなかありません。この機会にぜひごじっくりと観覧ください。
■ 期間
令和元年7月17日(水)~令和元年8月7日(水)
※期間中、毎週火曜日は休館
※開館時間=9:00~17:00(8月7日も17:00には閉館します)
■ 会場
古今伝授の里フィールドミュージアム 東氏記念館
■ 料金
大人310円、小人100円
※通常の東氏記念館・和歌文学館・大和文化財展示館共通券と同じ料金でご覧いただけます。
※20名以上の団体の場合はそれぞれ50円引きとなります。
■ 主催
薪能くるす桜実行委員会
■ 協力
味方装束保存会
■ お問い合わせ
古今伝授の里フィールドミュージアム
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