2017年6月17日土曜日

【終了しました】第5回古今伝授の里・現代短歌フォーラム

※終戦まもない1945年から1954年の岐阜歌壇を素材としながらも、広がりのある有意義な内容となりました。


第5回目となる古今伝授の里・現代短歌フォーラムは、1945年から1954年までの岐阜県歌壇を素材に開催します。

戦中の歌誌統合や言論統制などから解放された歌人たちは、終戦とともに紙不足や新貨切り替え、食糧難などの困難な状況を乗り越えて、短歌雑誌を創刊あるいは復刊します。
岐阜の地でも同様です。終戦から10年間の間は、まるでリトルマガジンの勃興期といっても過言ではないほど、県内各地で短歌雑誌が創刊されました。中には、中央の大手結社の歌誌に全くひけをとらないものもあります。こうした短歌雑誌を中心に短歌のグループが県内各地にできあがり、やがて戦後の岐阜歌壇の形成につながります。

今回は、その戦後混乱期の中で短歌雑誌を作り上げた岐阜歌壇の様子を紹介してもらうとともに、地方歌壇形成をテーマにしたパネルディスカッションを行います。

なお、関連展示として「岐阜県歌壇史をひもとく」を和歌文学館で開催中です。

■ 日時
平成29年7月15日(日)13:30~16:00

■ 会場
古今伝授の里フィールドミュージアム 和歌文学館

■ 内容
テーマ 「新岐阜県歌壇史Ⅰ 1945~1954 -リトルマガジンの叢生期-」
第1部 「戦後短歌雑誌の底力」
     講師・小塩卓哉氏(音短歌会、日本歌人クラブ東海ブロック長)
第2部 「地方歌壇史をどう創るか」
     講師・箕浦由美子氏(岐阜新聞生活文化部長)
         打田翼氏(角川『短歌』)
         豊泉豪氏(日本現代詩歌文学館学芸員)
     コーディネーター・小塩卓哉氏

■ 料金
和歌文学館入館料として1人310円必要です。
和歌文学館の企画展「岐阜県歌壇史をひもとく」もあわせてご覧いただけます。

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