古今伝授の里フィールドミュージアムに隣接する明建神社。ここで21年ぶりに豊年祭りが執行され、掛け踊が奉納されます。
明建神社は、妙見宮・妙見社と呼ばれ、妙見大菩薩をお祀りしています。承久の乱(鎌倉時代初期)の戦功により当地を与えられた東(とう)氏が、下総国(現在の千葉県)から入封する際に、ともに勧請してきたと伝わる神社です。
明建神社の秋祭り・豊年祭りでは、掛け踊が奉納されていましたが、ここしばらくは行われていませんでした。それが、実に21年ぶりに復活、執り行われることとなりました。
自分の背丈の何倍もある華やかなシナイを背負った4人の若者の掛け合いが見ものです。また、夜には、芸神楽、素人劇、歌、踊りなどの余興もたくさん予定されています。
美しい牧の集落に、古式豊かで壮麗な秋祭りが蘇ります。ぜひお越しください。
なお、10月4日(土)は現代アート展「歌となる言葉とかたち」のオープニング兼作品鑑賞会も開催されますので、この作品鑑賞会と合わせて、芸術・芸能の秋の一日を楽しまれてはいかがでしょうか。
■日時
平成26年(2014年)10月4日(土)5日(日)
■会場
明建神社
(郡上市大和町牧/古今伝授の里フィールドミュージアム隣接)
■次第(予定)
◎10月4日(土)
9:00~ 神事
10:30~ 元兼八幡神社
11:30~ 木蛇寺水神社
14:00~ 明建神社
18:30~ 三番叟芸神楽など夜の部の余興(※)
(※)夜の部は、芸神楽、素人劇、素人歌舞伎、歌、踊り、その他を予定
◎10月5日(日)
10:00~ 三田白山神社
11:30~ 三田八幡神社
14:00~ 明建神社
■主催等
主催=牧自治会、牧祭り保存会
共催=牧友会、牧女性の会
■チラシはこちらから
■その他
祭礼は無料でご覧いただけます。ただし、昔からこの地方では、祭礼を見に行くときには「花代」といってお志を包んで持っていくのが風習です。祭礼は一般的に数百万から一千万円近い経費が掛かるといわれています。これを補う意味もあるのでしょうか。花代は強制ではありませんが、そのような風習がありますことをご紹介しておきます。
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