※ 平井弘さんへの公開インタビューでは、遠くは鳥取からの参加者がありました。1960年代の前衛短歌運動の想い出ばかりでなく、現在の歌壇動向への鋭い発言も飛び出しました。
第2部では、各地の大学短歌会の代表と、平井弘さん・鈴木竹志さん、コーディネーターの小塩卓哉さんによる虚構論(私性論議)が繰り広げられました。京大短歌会、神大短歌会、阪大短歌会、北大短歌会、立命短歌会、早稲田短歌会の代表の皆様、本当にありがとうございました。
また、開催に多大なご尽力をいただきました、中部日本歌人会様、岐阜県歌人クラブ様に、心よりお礼申し上げます。
第1回古今伝授の里・現代短歌フォーラムを開催します。
今回は、1960年代の岐阜の前衛短歌運動をふりかえりながら、当時の「私性論議」などが現在の大学生の短歌にどのような影響を与えているかについてパネルディスカッションを行います。
大学短歌会はここ数年、3度目の隆盛を迎えているといわれます。1960年代の前衛短歌運動時も、ちょうど大学短歌会の活動が盛んで、若き歌人らがこの運動を牽引しました。
今回、スペシャルゲストに、当時、寺山修司や塚本邦雄らの前衛短歌の歌人たちとともに活躍した、岐阜市在住の歌人・平井弘さんをお迎えします。平井さんは、大胆な口語使用で、現代短歌に影響を与え続けている人物です。
また、「私性論議」で岐阜歌壇といえば、当館の初代名誉館長・小瀬洋喜さんと岡井隆さんの議論が思い浮かびます。
ふるさとの歌人たちが歌壇にどのような影響を与えたのかを見ることもできる企画です。
歌人のみなさんはもちろん、短歌に関わりのない方も、秋、郷土を知るひとつの機会としてぜひお運びください。
■ 日時
2014年11月22日(土)13:30~
■ 会場
古今伝授の里フィールドミュージアム 和歌文学館
■ 内容
□ 第1部 公開インタビュー 「岐阜の前衛短歌運動をふりかえる」
語り手:歌人・平井弘氏
インタビュアー:小塩卓哉氏(中部日本歌人会委員長)
□ 第2部 パネルディスカッション 「私性論議ふたたび 大学短歌会と前衛短歌」
パネリスト:各大学短歌会
ゲストスピーカー:平井弘氏、鈴木竹志氏(中部日本歌人会副委員長)
コーディネーター:小塩卓哉氏(中部日本歌人会員長)
■ 料金
310円(和歌文学館入館料を含む)
■ 定員
40名
*予約優先。古今伝授の里フィールドミュージアムまでお申込みください。
*盛況のため40名以上でもお受けすることといたしました。ただし40名を超えた場合は、講師から少し席が離れていたりしますので、あらかじめご了承ください。いずれも古今伝授の里フィールドミュージアムまでお申込みください。
■ 問い合わせ
古今伝授の里フィールドミュージアム
TEL 0575-88-3244
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